マニラ空港再整備事業入札延期しない
[ 328字|2023.12.20|経済 (economy)|econoTREND ]
バウティスタ運輸相は18日、今月27日に設定されているマニラ空港再整備事業の入札期限について、延長することはないと改めて表明した。同事業に融資するアジア開発銀行(ADB)が、応札希望企業に入札について十分に検討する時間を与え、応札意欲を高めるために来年1月に入札期限を延長するよう勧告していた。しかし、運輸相は「マニラ空港再整備事業はフィリピン経済にとって重要で急務であるため、予定通りのスケジュールで入札を行いたい」としている。同相によると、これまでに入札意向を示した企業や企業連合体は八つあるが、うち4社が入札期限の延長を求めているという。予定通りのスケジュールで入札が行われた場合、応札企業は2社に減ると予想されている。(19日・ビジネスワールド)