バタアン~カビテ連絡橋ADBが融資を承認
[ 293字|2023.12.14|経済 (economy)|econoTREND ]
アジア開発銀行(ADB)は、マニラ湾を挟んでカビテ州とバタアン州を結ぶバタアン~カビテ連絡橋(BCIB)建設事業に対する最大21億ドルの融資案件を正式に承認した。BCIBは全長32.15キロメートルにわたる「気候レジリエント」を持つ大橋で、首都圏の交通渋滞解消や中部ルソン地域やカラバルソン地域の経済生産性の向上に貢献するとみられている。同事業は、マルコス政権が進める大型旗艦インフラ事業の一つ。ADBは現在、比へのインフラ融資案件として、首都圏鉄道(MRT)4号線建設やラグナ湖畔道路網建設などの大型インフラ事業に対する融資承認に向けた審査を進めている。(13日・インクワイアラー)