日系企業がセブ統合カジノ買収へ オカダ・マニラ運営グループ
[ 363字|2023.12.11|経済 (economy)|econoTREND ]
日系パチスロメーカー大手で首都圏パラニャーケ市にある統合カジノ施設「オカダ・マニラ」を傘下企業を通じて運営するユニバーサルエンターテインメントが、セブ州マクタン島のラプラプ市にPHリゾーツ社が開発中の統合カジノ施設「エメラルド・ベイ・リゾート」を買収することで暫定合意に達した。PHリゾーツはダバオを拠点とする有力実業家デニス・ウイ氏が運営しているが、コロナ禍を境に自己資本による開発をほぼ中断しており、出資者を探していた。エメラルド・ベイ・リゾートは約300メートルほどのビーチ沿いに15階建てビル2棟(642室)からなるホテル、700台の電子ゲーム機や140テーブルからなるカジノ施設を持つ。ユニバーサルエンターテインメントとの買収合意は24年7月までに最終調印を行い、26年中の開業を目指す。(8日・インクワイアラー)