加工野菜輸入拡大中国からが最多
[ 333字|2023.12.6|経済 (economy)|econoTREND ]
米国農務省によると、2022年のフィリピンの加工野菜輸入量は前年比35%増の51万2000トン、輸入額で4億6000万ドルだった。中国が全体の28%でトップで、東南アジア諸国からが同22%、米国からが21%となっている。同省では、23年の米国からの加工野菜輸入量は22%に上昇して東南アジア諸国を抜くと予想している。米国から比への加工野菜のトップ品目はポテトチップスで比の輸入の58%を占めている。また、冷蔵ポテトも同35%を占めて主力商品となっている。比人の1人当たり野菜消費量は年間45キロで国連食糧農業機関が勧告している年間消費量146~182キロの3分の1以下。比政府は国民の野菜消費量を毎年1%ずつ引き上げることを目標としている。(4日・マニラタイムズ)