国鉄南方延伸事業で融資を中国から変更
[ 259字|2023.10.19|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン国鉄の南方延伸事業(ビコール線再整備事業)が中国政府との融資交渉決裂で頓挫しており、運輸省は融資元の変更を検討している。ジェレミー・レヒノ比国鉄総裁によると、中国政府は最近、同事業への融資金利を従来の3.0%から2.5%に引き下げる意向を示した。しかし、日本政府の0.1%に比べると依然高水準なため、運輸省ではアジア開発銀行や日本の国際協力機構(JICA)などからの借入を含めて、政府開発援助(ODA)と民間ファンドからそれぞれ資金を調達するハイブリッド型借入が可能かどうか検討している。(18日・スター)