政府再エネ入札固定価格撤廃か
[ 334字|2023.10.6|経済 (economy)|econoTREND ]
エネルギー省が進めるグリーン・エネルギー・オークション・プログラム(GEA)の第2回入札への応募企業が少なかったことを受け、エネルギー規制庁(ERC)は次回入札で電力買い取り価格の設定を撤廃する方針。2回目のGEAでは再生可能エネルギー発電事業者を選定する予定だったが、同省が設定していた発電量1万1600メガワットを大きく下回る3580メガワットの応札しかなかった。買取価格が1キロワット時当たり4.4043~6.2683ペソと低く抑えられており、安すぎるとの批判が発電事業者から寄せられていた。地熱発電事業と揚水式水力発電事業を発注する次期3回目の入札では、価格制限を撤廃することで、事業者に融資する銀行などとの協議を進めているという。(5日・インクワイアラ―)