比人世帯の金融資産が12.9%増 22年に預金残高も6.5%増
[ 332字|2023.10.2|経済 (economy)|econoTREND ]
2022年におけるフィリピン人世帯の総金融資産が前年比12.9%増加し、21年の同7%から大幅に上昇
ドイツ有数の保険グループ、アリアンツPNBライフが発表した2023年度アリアンツ・グローバル・ウェルス・レポートによると、2022年におけるフィリピン人世帯の総金融資産が前年比12.9%増加し、21年の同7%から大幅に上昇した。22年には北米や欧州で総金融資産がマイナス成長に落ち込むなど、世界平均では2.7%減と縮小している。しかし、比を含むアジアの数カ国ではプラス成長を見せた。比の金融資産で昨年最も伸びたのが証券資産で前年比26.3%増加した。また、預金残高も6.5%増加したが、保険・年金資産は逆にマイナス4.1%と目減りしている。アジアでは銀行預金が資産保有方法として最も好まれており、保険資産の割合は全体の7%にしか過ぎない。(1日・マニラタイムズ)