国際収支が大幅な黒字維持
[ 328字|2023.8.22|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、2023年1~7月期の国際収支は22億ドルの入超(黒字)を維持している。前年同期は49億2000万ドルの出超(赤字)だった。国際収支は貿易、サービス、投資や証券の各種経済金融取引の受け取りと支払い勘定を表す。中銀は、貿易収支の改善や送金拡大、外国直接投資の増加などが要因だとしている。今年上半期(1~6月)の貿易収支赤字幅は279億5000万ドルで前年同期比6.3%縮小し、個人送金額は175億9000万ドルと前年同期比3%増加した。しかし、7月単月の国際収支は5300万ドルの出超となっている。政府による外貨建て債務支払いが拡大したことが要因で、政府は2023年通年の国際収支は12億ドルの出超になると予測している。(21日・スター)