外国直接投資純流入が縮小
[ 304字|2023.6.16|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、3月単月の外国直接投資は5億4800万ドルの純流入となり、前月比47.6%減、前年同月比でも30.7%減といずれも大幅に縮小した。20カ月ぶりの低水準となった1月の4億4800万ドルに次いで2か月ぶりの低い水準。欧州連合が第1四半期(1~3月)と前期の2四半期連続で域内総生産(GDP)伸び率がマイナス0.1%にとどまるなど海外主要市場での経済不況が本格的に始まるとの懸念が強まっており、比への直接投資も減退しているという。中銀によると、外国直接投資の中でも、非居住者による比子会社の社債などへの投資純流入額が3億8900万ドルと前年同月比37.2%減少した。(14日・ビジネスワールド)