天然ガス資源をAGTに輸出へ
[ 344字|2023.6.1|経済 (economy)|econoTREND ]
実業家エンリケ・ラソン氏が経営するプライムエナジー・リソーシーズ・ディベロップメントは、多国籍企業のアブダビ・ナショナル・オイル・カンパニー・グローバル・トレーディング(AGT)と、マランパヤ天然ガス田から生産される天然ガスコンデンセート(形質液状炭化水素)供給契約を交わした。AGTは石油企業のアブダビ・ナショナル・オイル・カンパニーとイタリア企業やオーストリア企業との合弁会社。プライムエナジーは今年3月1日から2024年2月23日までコンデンセートを供給する。プライムエナジーはマランパヤ天然ガス田開発事業の企業連合体の中核企業で、5月15日に政府とのサービス契約を更新する合意書にマルコス大統領が署名し、2039年までの同ガス田開発の継続が決まったばかり。(5月30日・スター)