PAL純利益が155%増加 1~3月期に45.1億ペソ
[ 327字|2023.5.15|経済 (economy)|econoTREND ]
フラッグキャリアーのフィリピン航空(PAL)は今年1~3月期の純利益が45億1000万ペソと前年同期比155%まで拡大
フラッグキャリアーのフィリピン航空(PAL)は今年1~3月期の純利益が45億1000万ペソと前年同期比155%まで拡大した。総収入も422億1000万ペソと同79%増加した。経済再開が顕著となり観光客が急増し、また中国本土便を一斉に再開したことで、1~3月期の旅客収入が376億2000万ペソと前年同期比で倍増したことが収益拡大につながった。逆に貨物収入は19億6000万ペソと同57%縮小した。一方、3月末時点における平均搭乗率は81.03%まで上昇している。PALはこのほど、仏エアバス社との間で、A350-1000型機の9機を発注する覚書を締結した。欧州便など長距離路線に投入する計画で、2025〜27年にかけて納入される予定。(13日・スター)