買収効果などで22年収入14%増
[ 255字|2023.4.6|経済 (economy)|econoTREND ]
ツナ缶やココナツ製品などを主力とする国内食品大手センチュリーパシフィックフーズの2022年決算報告によると、純益が前年比6%増の50億ペソ、総収入が同14%増の622億ペソで、増収増益だった。同社は昨年、大手イワシ缶メーカーのLIGOを買収するなど缶詰製品を拡張したことに加え、インフレ高進で安価な缶詰製品に対する消費者の購買意欲が旺盛で売り上げが伸びた。LIGO買収で新たに700人以上の従業員を雇用したという。また、同社は昨年、ココナツ製品の製造強化に向けて14億ペソを資本支出している。(5日・スター)