PLDT22年純益が60%減 資本支出超過などで
[ 343字|2023.3.27|経済 (economy)|econoTREND ]
国内通信最大手PLDTは22年度決算報告を行い、純益が104億9000万ペソと21年の263億7000万ペソから60%縮小したと明らかにした。一部資産に対する5Gなど新技術導入を巡る減価償却費が拡大したことに加え、資本支出計画を超える支出超過が判明し計上したことが要因。中核純利益は331億2000万ペソと前年比10%増だった。収入は2052億5000万ペソと前年比6%増加した。一方、23年度の資本支出計画額は800~850億ペソと前年の968億ペソから削減する。また、国内の取引銀行から190億ペソを借り入れる予定も明らかにした。同社は昨年、19年から22年にかけての資本支出額が3790億ペソと本来の支出計画額を480億ペソ上回ったことを明らかにしていた。(24日・スター)