メラルコ22年純益10%増の271億ペソ
[ 264字|2023.3.1|経済 (economy)|econoTREND ]
配電最大手マニラ電力(メラルコ)は2022年決算を報告し、中核純利益が271億ペソと21年の246億ペソから10%増加したことを明らかにした。傘下の発電子会社による収益が改善したことが純益拡大の要因という。特にシンガポールで操業しているパシフィックライト社のガス燃料火力発電所およびタイのEGCO社と合弁で運営している国内石炭火力発電所のサンブエナベントゥーラパワーの収益が改善した。一方、昨年の総収入は燃料価格高騰による電力経費への価格転嫁が進んだため、前年比34%増の4265億ペソに拡大した。(27日・マニラブレティン)