拡大商銀貸付残高2年ぶり高水準に
[ 252字|2022.8.2|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、6月末時点における国内拡大商業銀行による貸付残高合計が10兆1900億ペソと前年同月比12%増加し、前月5月末の同10.7%増からさらに拡大した。2020年4月に記録していた同12.7%増以来となる約2年ぶりの伸び率だった。物価高騰を受けて中央銀行は5月19日に3年半ぶりに政策金利を0.25ポイント、6月23日にもさらに0.25ポイント引き上げるなど金融引き締めに舵を切ったが、市中銀行はコロナ禍からの経済回復に伴う景気拡大基調に合わせ貸付自体はまだ拡大させている。(1日・スター)