ミンダナオ水力発電事業167億ペソの資金調達へ
[ 290字|2022.6.30|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ地方の主要水力発電施設であるアグス―プランギ水力発電コンプレックス(APHPC)の再整備事業について、財務省が今後167億ペソを借り入れるなど資金調達し、同事業の実施主体に加わると発表した。同事業は電力部門資産負債管理会社と国家電力公社が事業主体だったが、財務省も加わり、再整備を推し進める。総発電量417メガワットまでの発電能力を回復させるアグス4号機~7号機の再整備を実施する第1期、アグス1号~2号機、同4号機までを再整備する第2期事業に分ける。APHPCは総発電能力1001メガワットのうち現在稼働中は600~700メガワットの発電施設のみ。(29日・マラヤ)