サンミゲル子会社が火力発電所を所有
[ 355字|2022.6.9|経済 (economy)|econoTREND ]
複合企業大手サンミゲルの発電部門子会社、SМCグローバルは7日、バタンガス州イリハン町で稼働する天然ガス燃料を使用するイリハン火力発電所(最大発電量1200メガワット)の所有権を政府の電力部門資産負債運営会社から正式に譲渡されたことを明らかにした。
複合企業大手サンミゲルの発電部門子会社、SМCグローバルは7日、バタンガス州イリハン町で稼働する天然ガス燃料を使用するイリハン火力発電所(最大発電量1200メガワット)の所有権を政府の電力部門資産負債運営会社から正式に譲渡されたことを明らかにした。6月3日に売買契約が締結されたという。SМCグローバルの子会社、サウス・プレミア・パワー(SPPC)が2010年6月26日に運営契約を政府と結び同発電所の独立発電業者として運営に関わってきた。同発電所の建設や実際の操業は韓国電力が担ってきたが、今年6月にそのBOT契約も期限切れを迎える。イリハン発電所の運営契約を巡っては政府とサンミゲル側で発電料支払い算定に関して民事訴訟となっているが、訴訟の影響を受けることなく6月5日に所有権が移された。(8日・スター)