貯金や貯蓄口座 所有割合が上昇
[ 343字|2022.6.8|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行が四半期ごとに実施している貯金に関する調査で、第1四半期(1~3月)に貯金をしたとの回答は31.1%で、前期の30.2%から0.9ポイント上昇した。
中央銀行が四半期ごとに実施している貯金に関する調査で、第1四半期(1~3月)に貯金をしたとの回答は31.1%で、前期の30.2%から0.9ポイント上昇した。理由としては「緊急時や医療関係の出費、退職や教育、事業費や投資に備えるため」との回答が多い。一方、銀行口座を所有しているとの回答は71%で、前期の68.9%から上昇しているが、貯金したと回答したうちの44.8%は「タンス預金」と答えており、銀行口座の利用率は高くない。世帯収入の10%以上を毎月貯金しているのは35.2%で、前期の32.4%から増えた。さらに、海外就労している家族からの仕送りを貯金しているとの回答は38%で、前期の31.7%から上昇した。調査は3月21~31日にかけて5千世帯を対象に実施した。(6日・スター)