1~3月豚肉輸入量が36.7%増 スペインが最大の供給国
[ 357字|2022.4.25|経済 (economy)|econoTREND ]
農務省畜産局によると、今年1~3月期におけるフィリピンの食肉輸入量が26万9000トンと前年同期比24.5%増加した。
農務省畜産局によると、今年1~3月期におけるフィリピンの食肉輸入量が26万9000トンと前年同期比24.5%増加した。特に豚肉の輸入量が半分以上を占める13万8700トンで前年同期比36.7%増加している。国内のアフリカ豚熱流行で豚肉供給量が落ち込んだことから、政府は大統領令第133号などを発令し豚肉の最低輸入限度枠を年間25万4210トンに引き上げたことから、20年以降、豚肉輸入量が大幅に増えている。1~3月期における豚肉の最大の輸入相手国はスペインで、5万2000トン分を輸入した。一方、1~3月期の鶏肉製品の輸入量は7万8030トンで同22.2%増加したほか、牛肉製品の輸入量も3万7400トンで同11.9%増加している。鶏肉と牛肉製品の最大の輸入相手国はいずれもブラジル。(22日・インクワイアラー)