地熱発電事業持株会社を買収 SМインベストメンツ
[ 382字|2022.4.4|経済 (economy)|econoTREND ]
国内有数複合企業SМグループの持株会社であるSМインベストメンツはアルバイ州のティウィとマクバンの2カ所で地熱発電所を操業する比地熱生産会社(PGPC)の持株会社であるオールファースト・エクイティ・ホールディングスの81%株式を取得し、完全買収したことを明らかにした。
国内有数複合企業SМグループの持株会社であるSМインベストメンツはアルバイ州のティウィとマクバンの2カ所で地熱発電所を操業する比地熱生産会社(PGPC)の持株会社であるオールファースト・エクイティ・ホールディングスの81%株式を取得し、完全買収したことを明らかにした。株式交換方式で総額157億3000万ペソを投入した。ティウィ地熱発電所は国内だけでなく東南アジア地域でも最初の商業ベースの地熱発電事業で1979年に操業開始。マクバン発電所を加えた最大発電量は300メガワット。PGPCは他にも地熱発電事業予定地を複数抱えており、SМグループによる再生可能エネルギー事業へのてこ入れに一役買う。モール運営・不動産開発大手のSМプライムは2022年の使用エネルギーにおける再生可能エネルギーの割合を50%以上に引き上げる目標を掲げている。(2日・インクワイアラー)