野村Hが6.3%に下方修正 22年比の成長率予測
[ 275字|2022.3.16|経済 (economy)|econoTREND ]
日本の投資銀行大手野村ホールディングスは、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、フィリピンの2022年通年の国内総生産(GDP)伸び率予測を2月に発表した6.8%から6.3%に下方修正した。石油製品価格の高騰とその影響によるインフレ率上昇、また、海外、特に欧州からの製品需要が減退すると予測されることなどが要因。また、比はワクチン接種率が比較的低いことから選挙運動によってコロナ感染が再び拡大するリスクもあり、経済の回復を遅らせる要因になりうると警告した。22年通年のインフレ率予測も2.9%から4.6%へと大幅に修正した。(15日・マニラタイムズ)