ランドバンクと比開発銀行合併 次期政権は真剣に検討を
[ 309字|2022.2.24|経済 (economy)|econoTREND ]
ドミンゲス財務相は22日、国内金融機関代表者らの集まりで、共に政府系のランドバンクとフィリピン開発銀行(DBP)の合併を次期政権は真剣に検討する必要があるとの考えを示した。中小零細業者や農水産業従事者、一般向けの貸付をさらに浸透させるには、資産規模を拡大する必要があるとしている。両行の合併は2016年にアキノ前大統領が署名した大統領令第198号で決定していたが、ドゥテルテ政権が撤回した。経営リクスを抱えていた政府系金融機関のユナイテッド・ココナッツ・プランターズ・バンク(UCPB)もランドバンクと合併したことで問題が解決し、DBPとの合併も検討することが可能になったと説明している。(22日・インクワイアラー)