ジョリビ―1年で損失から純益に 2021年に59億4000万ペソ
[ 366字|2022.2.14|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピンを代表するファストフードチェーン運営会社、ジョリビ―フーズは2021年通年の損益が59億4000万ペソの純益となり、20年に記録していた115億1000万ペソの損失から1年で純益に戻し、コロナ禍前の水準にほぼ復帰した。特に21年10~12月期の純益が32億4000万ペソと前年同期比53.3%増加したことが通年決算の大幅黒字化に寄与した。21年度の既存店売上は2117億2000万ペソで20年比20%増と伸びた。既存店売上レベルでは21年の実績はコロナ前の19年の実績に比べてまだ13.2%減と下回っているが、不採算店の閉鎖など経営合理化を20年から国内外で強化しており、その成果が出てきているという。21年末時点で同社は34カ国に17ブランドチェーンからなる総数5924店舗を展開している。(11日・インクワイアラー)