比1月製造業PМIは50 台風やコロナ拡大で12月から下落
[ 283字|2022.2.4|経済 (economy)|econoTREND ]
英国の調査会社IHSマークイットによると、フィリピンの1月の製造業購買担当者景気指数(PМI)速報値は50で前月12月の51.8から下落した。PМIは企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したもので、50を上回ると景気拡大、下回ると景気減速の見通しを示す。同社のエコノミストによると、12月のスーパー台風22号(比名オデット)の被災と新型コロナ感染拡大が重なって起きたために国内外からの需要減や生産に必要な原材料の調達などに悪影響が予測されることから指数の悪化につながった。(3日・マニラタイムズ)