LRT2で欠陥エレベーター 元・現幹部らを汚職罪で告訴
[ 331字|2022.1.10|経済 (economy)|econoTREND ]
4日に軽量高架鉄道(LRT)公社の総裁に就任したばかりのジェレミー・レヒノ氏はLRT2号線のレクト駅などで多数の欠陥エレベーターやエスカレータが見つかった問題で、これらの欠陥備品を購入した不正調達手続きに関与したとして同公社の元幹部5人や現職の幹部らを汚職罪で告訴した。調達額は1億7千万ペソ。同公社の最近の調査で、レクト駅に備え付けられたエスカレーターのうち13基が義務付けられた輸送能力を下回っており、保証期間内にもかかわらず13基のうち現在も稼働しているのは1基のみ。また、欠陥備品を納入したとしてIFEエレベータズやマアン・コンストラクションの合弁企業などをブラックリストに記載して今後の調達入札への参加資格を無効とした。(9日・マニラタイムズ電子版)