肥料に推奨価格導入か価格高騰で農務省検討
[ 226字|2021.10.28|経済 (economy)|econoTREND ]
セバスチャン農務次官によると、農務省は肥料価格の上昇を抑制するため推奨小売り価格制度(SRP)の導入を検討している。フィリピンは肥料の95%を輸入に頼っており、中国からの輸入が減少していることなどから、価格が高騰している。現在尿素肥料(50キロ入り)の価格は1630ペソで前年比55.6%上昇している。また、有機肥料と化学肥料を混ぜて使う「バランスの取れた肥料」の利用を広める政策立案に向けて省内で調整を始めているという。(26日・ビジネスワールド)