「日刊まにら新聞」ウェブ

　投資委員会（ＢＯＩ）は、比中合弁のトリンクス・バイシクル・スポーツ・テクノロジーが申請していた自転車製造事業（事業費３億5640万ペソ）に対する優遇措置の付与を承認した。同社は比人投資家が60％、中国・広州にある自転車メーカー大手トリニティー・グループが40％を出資している。トリンクスによると、欧米への輸出向けを中心にした自転車製造工場をブラカン州サンタマリア町に建設し、従業員65人体制で操業開始する計画。統計庁によると、比の2019年の自転車輸出額は3910万ドルで、輸入額（2890万ドル）を1020万ドル上回っている。（18日・ビジネスワールド）