市中銀行純益4年ぶり減少
[ 223字|2021.2.12|経済 (economy)|econoTREND ]
中央銀行によると、2020年の市中銀行純益合計は1549億6千万ペソで、前年比32.8%減と大幅に減少した。純益合計が前年を下回ったのは16年以来、4年ぶり。営業利益合計は金利収入が10.4%増加したことなどから、8855億ペソと前年比で11.2%増加した。しかし、コロナ禍の影響による不良債権の拡大を見据えた貸倒引当金が業界全体で2108億9千万ペソと前年の528億9千万ペソから4倍近く増えたことから、純益合計は縮小した。(10日・スター)