比GDP成長率をIMFが下方修正
[ 237字|2019.10.19|経済 (economy)|econoTREND ]
国際通貨基金(IMF)はこのほど発表した報告書で、フィリピンの2019年国内総生産(GDP)成長率予測を6.0%から5.7%に下方修正した。比政府が目標に掲げる6.0〜7.0%を下回っている。成長率の伸びが今年初めは期待外れだったことと、世界経済の成長が鈍っていることが要因。第2四半期の伸び率は、主に2019年予算の承認が遅れて政府予算支出が滞り、5.5%にとどまった。しかし、IMFは20年の成長率については、6.2%に改善すると予測した。(16日・インクワイアラー)