船舶用製鉄への投資日本企業に呼び掛け
[ 267字|2019.7.20|経済 (economy)|econoTREND ]
比海事産業庁が フィリピンの海事産業庁(Marina)は、日本船用工業会(JSMEA)と提携協力の覚書に署名した際、日本企業に対して比の造船や船舶修理に必要な製鉄や機械製造分野への投資を改めて呼び掛けた。同庁のヘルナンデス造船所規制サービス課長によると、比の造船や船舶修理業で必要となる鋼鉄や機械など船用部品や設備の80%は輸入に頼っているとし、自国の能力を引き上げるためには企業誘致による技術移転が重要だと訴えた。同課長によると、同工業会会員で、比での製鉄事業に乗り出している企業はまだないという。(17日・マニラタイムズ電子版)