製造業生産量指数5カ月連続の下落
[ 289字|2019.6.8|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン統計庁は4日、4月の製造業生産量指数(VoPI)がマイナス14.0%と前年同月のプラス21%から大幅な減速となったことを明らかにした。前月のマイナス9.5%からもさらに下落した。2018年12月にマイナス9.1%を記録して以来、5カ月連続でマイナスの伸び率となった。落ち込みが大きかった分野はたばこ(前年同月比マイナス25.4%)、石油製品(同マイナス25.1%)、皮革製品(同マイナス24.0%)、食品(同マイナス23.9%)など。一方、同月の製造業生産高指数(VaPI)も前年同月比マイナス10.8%と2ケタの落ち込みとなっている。(5日・マニラタイムズ電子版)