マギンダナオ州のバナナ農園 開発計画は撤回
[ 300字|2019.2.6|経済 (economy)|econoTREND ]
ミンダナオ地方のイスラム急進派「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)の拠点だったマギンダナオ州アブバカール周辺の5千ヘクタールの農地でロシア人投資家らが80億ペソを投資してバナナ農園を開発する事業計画が浮上していたが、ピニョル農務長官はこのほど、同事業計画が棚上げされたことを明らかにした。フランス系ロシア人の実業家ロバート・ガスパール氏がミンダナオ島におけるキャベンディッシュバナナ農園の開発事業に興味を示していたが、麻薬密売で得た資金を洗浄したとされるロシアの犯罪組織に同氏が関わっていると欧州メディアが報じたことから、同氏側が計画の一時棚上げを申し入れたという。(2日・インクワイアラー)