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ケソン州政府はこのほど、同州パグビラオ町とサリアヤ町における複合企業大手サンミゲルによるセメント製造事業や配送センター建設事業など複数の大型開発事業を認可したが、住民への説明会や公聴会が開かれなかったとして教会関係者や住民らから抗議の声が高まっている。昨年12月17日には教会やＮＧＯ関係者らが同州政府に対して反対意見書を提出しており、州議会も今後、この問題を審議する姿勢を示している。サンミゲルはパグビラオ町で火力発電所付きのセメント製造工場や港湾施設、配送センターや採石工場の建設を計画しているほか、サリアヤ町でもビール醸造工場や飼料精製施設、港湾施設建設などを計画している。（28日・ビジネスミラー）