バタアン原発は断層線上にあらず 科学技術省が表明
[ 252字|2018.3.22|経済 (economy)|econoTREND ]
科学技術省のソリドゥム次官はこのほど、1980年代に完成したものの安全性への懸念から操業を凍結されてきたバタアン原子力発電所について、地質調査などを行った結果、従来言われてきたような断層線上に同発電所が位置していないことを明らかにした。数年前に実施したコンピューター解析の結果という。また、調査によると、同原発はバタアン州モロン町にあるナティブ山にも近いが、この山は活火山ではなく、噴火によるリスクも小さい。同原発は地層的にも最も理想的な場所に位置していると強調している。(16日・スタンダード電子版)