フェニックス社による日系コンビニ買収承認
[ 305字|2018.1.9|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン公正取引委員会(PCC)は3日、ダバオを拠点にする石油元売り中堅のフェニックス・ペトロレウム社による日系コンビニチェーン、比ファミリーマート社の買収について、小売市場での競争阻害に当たらないとして承認する裁定を下した。比ファミリーマート社はアヤラ財閥とタントコ一族、伊藤忠商事と日本ファミリーマートがそれぞれ出資する合弁事業だったが、フェニックス側が完全買収することで昨年10月に合意していた。比ファミリーマートは2003年に比第1号店を開業した後、首都圏やセブを中心に100店舗以上を展開したが、先行するセブンイレブンやミニストップとの競争が激化し、収益が伸び悩んでいた。(5日・タイムズ電子版)