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　野村證券グループがこのほど発表したアジア諸国の最新経済見通しで、フィリピンの2018年インフレ率予測を3.9％から4.3％に引き上げた。国内需要の高まりと公共料金引き上げなどインフレ上昇圧力が高まると予測した。比政府の18年度インフレ率目標は2.0〜4.0％。野村證券は、比中央銀行が18年度に政策金利を４回にわたり0.25ポイントずつ引き上げる可能性もあるとした。中銀は14年９月以降、政策金利を引き上げていない。（８日・スター電子版）