比の汚職指標などを低評価
[ 292字|2017.11.8|経済 (economy)|econoTREND ]
米国政府による開発援助の一環を担うミレニアム・チャレンジ・コーポレーション(MCC)はこのほど、フィリピンを含む2018年度の援助対象候補国に対する財政や貿易などの政策、汚職などに関する各種指標結果を公表した。それによると、フィリピンについては、計20の指標のうち、汚職のコントロールや起業化のしやすさ、保健歳出など8つの指標で欠点評価とされた。前年度の指標評価では欠点評価されたのは7つの指標にとどまっていた。オバマ前政権下で審査された2017年度のMCCの援助対象国には、ドゥテルテ政権下の人権問題などへの懸念からフィリピンは援助対象に選ばれなかった。(4日・インクワイアラー)