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9月22日のまにら新聞から

ブラカン空港構想で政府とサンミゲル社が協議

[ 327字|2017.9.22|経済 (economy)|econoTREND ]

トゥガデ運輸長官はこのほど、国内複合企業大手のサンミゲル社が提案しているブラカン空港建設事業(事業費7000億ペソ)について、スイス・チャレンジ方式で事業主体を決定するなど大統領の承認に向けた具体化手続きの協議に入っていることを明らかにした。マニラ空港の代替空港である同事業構想の建設期間は6年間で、ブラカン州ブラカン町の2500ヘクタールの用地に滑走路4本を平行に建設するもの。年間で最低1億人の乗客を収容できるなど空の玄関口としての優位性が注目され始めている。同社によると、マニラ空港の発着遅延の慢性化で現在、航空各社に年間11億ペソの経済損失が出ているが、これが2020年には38億ペソに拡大すると見込まれている。(19日・インクワイアラー電子版)

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