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ベトナムでは輸入中古自動車に対し、財務省が高関税を課したり、商工省がこれまでより厳格な要件を付加する動きをみせていることから、今後、中古車輸入業者は営業を継続することが困難になると予想される。サイゴン・タイムズ（電子版）が報じた。

　財務省は輸入中古自動車に対する関税を現行よりもはるかに高くする草案を明らかにしている。高関税は環境汚染の軽減や国内メーカーの保護を目的としているものの、輸入業者を一掃することになりそうだ。

　提案では▽９人乗り未満の１０００ｃｃ以下の関税は、現行の５０００ドルから１万ドルに引き上げる▽１０００〜１５００ｃｃは現行の１万ドルに１５０％の引き上げを加算、もしくは２００％引き上げなどとなっている。 （時事）