BPI電子取引システム不具合で中銀調査へ
[ 247字|2017.6.12|経済 (economy)|econoTREND ]
国内拡大商銀3位のバンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)の一部預金者が所有する預金残高がオンライン上で正確に表示されない不具合が2日間にわたり発生し電子取引システムを一時中断した問題で、中央銀行は調査に乗り出すことを明らかにした。中銀ではサイバー犯罪が起きていなかったかどうかや不具合への対策措置などについて精査する方針で、結果によっては制裁措置が課せられる。一方、下院議会でも銀行の内部システムの安定性について国会で調査するための決議案が出されている。(9日・インクワイアラー)