税制改革法案に電子部品業界が懸念
[ 264字|2017.6.5|経済 (economy)|econoTREND ]
フィリピン半導体電子部品業者組合(SEIPI)のラチカ会頭はこのほど下院を通過した税制改革法案について、このまま発効した場合、国内の間接部品業者が新たに付加価値税(VAT)課税の対象となるため、国内での部品調達経費が膨らむとして懸念を表明した。また、同法案には経済区庁(PEZA)進出企業に対する法人税免除期間後の5%総収入税に代わり、15%所得税を導入する項目も含まれているという。国内の電子部品産業の輸出額は2016年度に15年度並みと不振だったが、17年度は前年比5〜6%増加すると期待されている。(2日・スター電子版)