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　ドミンゲス財務長官はこのほど、訪比したビショップ・オーストラリア外相と会談し、豪州が20年以上続けている比産バナナに対する輸入禁止措置の撤回を求めた。ドミンゲス財務長官は31年前に誕生したコラソン・アキノ政権で農務長官を務めており、当時から比産バナナの輸出拡大に力を入れてきた。また、比は過去に国際貿易機関（ＷＴＯ）に豪州を相手取りバナナの輸入解禁を求めて提訴している。ビショップ外相は比のバナナ生産農家らがリスク管理に関する豪州の基準を順守すれば輸入解禁も可能との立場を説明した。（29日・インクワイアラー電子版）