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　中国国家外貨管理局の潘功勝局長は２月27日、今年は外為市場への監視を一段と強化するとともに、政策の透明性を高め、金融市場の開放を一層促進するとの方針を示した。

　中国当局はここ数カ月間、下落している人民元を下支えするため、資本の流出を抑える措置を取る一方、海外資本の呼び込み増加に努めている。潘局長は、中国の外為市場は比較的安定しており、国際的な資本移動はバランスの取れた状態になりつつあるとの認識を示した。

　中国の外貨準備は今年１月、約６年ぶりに３兆ドルを割り込んだ。ただ、減少幅はここ７カ月で最も小さくなった。（ロイターＥＳ＝時事）