比の資金洗浄対策に黄色信号
[ 246字|2017.1.6|経済 (economy)|econoTREND ]
アロヨ下院議員=元大統領=が資金洗浄防止委員会に対する中央銀行の監督権を剥奪することを盛り込んだ下院法案を提出した問題で、同法案が通過した場合、資金洗浄対策に関する政府間機関である金融活動作業部会(FATF)が比を再び、資金洗浄対策の非協力国としてブラックリストに加える可能性が高まっている。比は2012年に資金洗浄対策の取り組みが評価され、同部会から「グレー・リスト」に引き上げられたが、バングラデシュ中央銀行から不正送金された資金が比に流入していたことが発覚したばかり。(4日・スター)