大型客船の寄港ラッシュ
[ 323字|2016.1.4|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
西部ビサヤ地域のパナイ島やボラカイ島では外国の大型客船の寄港が相次ぎ、観光省の地域事務所は大忙しで、うれしい悲鳴を上げている。
特に人気なのがボラカイ島で、ロイヤル・カリビアン・クルーズやMISヨーロッパなどの大型客船がほぼ毎月寄港している。最大規模で3500人もの観光客が乗っており、米国やヨーロッパからの観光客がどっと押し掛けて、ビーチなどで甲羅干しを楽しんでいるという。
人気のきっかけは米フロリダ州のマイアミで今年、開かれた観光コンベンション。参加した旅行雑誌が「クルーズではボラカイ島観光がベスト」と紹介したため人気に火がついた。今年最後の大型客船は12月30日にボラカイ島にいかりを降ろすという。(29日・ビジネスワールド)