お得意さまは日本人
[ 336字|2014.12.1|経済 (economy)|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]
ミンダナオ地方ダバオ市の主力輸出品であるカベンディッシュ種のバナナの36%が日本向け。タガム農業開発(TADECO)のバロリア社長は「日本は優良種のバナナを安定的に買い付けてくれる大切なお客さま」と話している。
昨年はダバオ地方から280万トンの同種のバナナが日本をはじめ香港、中国、韓国、シンガポール、中東などに輸出されており、収穫は1年中可能という。国連のバナナ統計によると、バナナの輸出ではフィリピンは世界で2番目の規模という。このようにダバオからのバナナ輸出は毎年順調に伸びており、日本の今年の買取価格は昨年より高くなっている。バロリア社長は、日本は不況で景気が悪いと聞いているが、高い果物をたくさん買ってくれると喜んでいる。(27日・ビジネスワールド)