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　三菱自動車の益子修社長が19日、大統領府にアキノ大統領を表敬訪問した。三菱自動車は今年２月、６月25日付で益子社長を会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）に就任させる人事を発表している。

　今回の表敬訪問には、柴田彦三郎三菱自動車フィリピン社長兼最高経営責任者ほか同社幹部とドミンゴ貿易産業長官も同席した。

　益子社長は昨年２月にも三菱自動車の比進出50周年記念式典に参加した際、アキノ大統領を表敬訪問している。

　13年の比での同社の新車販売台数は４万３千台ほどで、比市場における占有率は23・８％でトヨタに次ぎ２位となっている。

　昨年11月に発表した三菱自動車の中期経営計画（２０１４〜16年）では、比をタイ、インドネシアに次ぐアジアにおける中核市場に育てる方針を示している。