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　閉業した長距離バス会社のパントランコ社が持つ運行認可を、同社労組が業界最大手のビクトリー・ライナーに売却することを運輸通信省が一時凍結した。陸運事業認可調整委員会（ＬＴＦＲＢ）の承認は得ていたが、同業５社が反対を表明していた。パントランコ社は首都圏とルソン地方北部を結ぶ長距離バスを運営していたが、長引く労使紛争などの影響で閉業し、賃金不払いなどを理由に労組側がバスや運行認可を差し押さえた。（27日・インクワイアラー）