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[ 320字|2009.1.8|経済 (economy)|econoTREND ]
超大型食糧生産事業が開始
農務省傘下の比農業開発商業公社(PADCC)のアグボン総裁によると、比政府と国内食品飲料業界最大手サンミゲル社、マレーシアのクオック・グループが連携して計画している超大型食糧生産事業が09年上半期にミンダナオ島北ダバオ州で開始される。サンミゲル社とクオック・グループが総額10億ドルまで出資し、政府や地方自治体が選定した国内の農業用地や高地森林地帯に、コメや砂糖、トウモロコシやココナツ、野菜などを栽培し、畜産なども含めた農業生産物を両社がすべて買い取る内容。まず、北ダバオ州サンイシドロやタライゴッド、カパロンなど4町の計1万8,494ヘクタールが第1期事業地として選定されており、6月までに事業が開始される。(6日・インクワイアラー)