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　セブ市にあるセブ・プラザホテルは三月十五日に一時閉業すると発表した。同ホテル広報担当者によると、度重なるテロ事件の発生で複数の外国政府がフィリピンへの渡航に注意勧告を出したことなどが影響して、観光客が激減、経営状況が厳しくなったためという。

　同ホテルは一九七〇年代後半に開業。敷地面積五ヘクタール、客室三百八十三室を有する五つ星の最高級ホテル。

　ビジネスワールド紙によると、メトロバンクが同ホテルを十二億ペソで売却する予定という。

　国内の治安状況は悪化の一途をたどっており、ビーチリゾート地として国内外に名高いセブのホテル、リゾート業界は顧客確保をめぐり激しい競争を強いられている。（20日・ビジネスワールドなど）